2024年春の展示


Willの子どもの本制作のかけがえのない仲間たち
絵本の作家5人展
 高原アートギャラリーの母体である、編集・制作会社Willは、おもに学校図書館に入る子ども向けの書籍や絵本などを、企画・制作して生業をたてています。子どもの本を作る過程では、たくさんの絵描きさん(イラストレーターさん)の豊かな想像力なしには、仕事は成立しません。仕事をご一緒する絵描きさんの数は、年間60名〜70名くらいでしょうか。この春はそんな仕事の仲間である5人の絵本作家さんの絵を、展示、販売いたします。

作品はこちらからご覧いただけます。(オンラインでご購入も可能です。)

 

 

東京都生まれ。東京学芸大学卒。幼児向けから大人向けまで、絵本・雑誌・書籍など、幅広い分野で、書籍編集者たちの絶対の信頼を得ている。温かで心が休まる世界観が人気。

「明るいこころ」
(愛知県教育振興会・道徳教科書6年)表紙原画

42×42cm
¥55,000(額入り・税込)

 

 

福島県生まれ。新潟大学卒。子どもの本を中心に活動。ときにはひょうきんで愛らしい絵柄や、叙情的な絵柄など、画力とセンスに溢れる絵に魅了される。

 

「8月6日、モリオが見た空」
(Gakken刊、Will編集担当)表紙原画

47×47cm
¥80,000(額入り・税込)

 

 

長野県安曇野市生まれ。多摩美術大学卒。幼少から絵に親しみ、大学の卒業制作の「たんぽぽのふね」で第13回新風舎えほん大賞の大賞を受賞し絵本デビュー。一貫して、繊細でやさしい独特なタッチで描く。

「野の花のちいさなおんなの子」
原画 43×55cm

¥70,000(額入り・税込)

 

 


岐阜県生まれ。編集プロダクション、デザイン会社勤務を経てイラストレーターとして独立。以後、絵本や雑誌などを中心に活動中。ほんわか、のほほんとした心癒やされる絵柄にファンも多い。

「ハリネズミのうたたね」

原画  40.5×50.5cm

¥45,000(額入り・税込み)

 

長崎真悟さん

群馬県生まれ。東京デザイナー学院卒。数々の絵本で活躍しているが、特に恐竜の絵は、温かさと強さ、勢いが俊逸。今回の展示ではウィルが編集を担当したベストセラーの中から恐竜の原画を出品。

「よーい どん!」
(『きょうりゅうのお話20』西東社刊、

Will編集担当)原画

40×49cm

¥45,000(額入り・税込み)

 


ギャッベの不思議な魅力

プロデュースギャッベとライオンギャッベ
 ギャッベ絨毯の織り手はごく普通の女性たちであり、それぞれに自分の考えをもって生きている人たちです。遊牧民と言うイメージから緑豊かな草原を思い浮かべますが、実際は荒涼とした原野の中で質素な暮らしをしています。ギャッベには織り手の心象風景が鮮烈に、あるいは温かく表現されていて、全く同じ物はありません。フリーダム精神をもち続けて生きるカシュガイ遊牧民女性たちに、天から授けられた天賦の才。向村が厳選してお届けします。(オンラインでもご購入も可能です。)

・プロデュースギャッベはこちらから

・ライオンギャッベはこちらから

・オールドギャッベはこちらから

 

 

最高峰のギャッベ

ナウバフト
240×171cm 4.10㎡

¥1,144,385(税込)

ご購入はこちらから

 

太いクルドウールで原点回帰

ザクロスギャッベ
191×154cm 2.94㎡

¥406,245(税込)

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ザクロスギャッベ
174×123cm 2.14㎡

¥295,869(税込)

ご購入はこちらから

 


部族伝統紋様 ライオンギャッベ

OLD ライオン(ダルシェリ族)
115×92cm  1.06㎡

¥249,879(税込)

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ライオンギャッベ(ルリ族)
145×100cm  1.45㎡

¥262,800(税込)

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八ヶ岳草木染め・手織りバッグ

阿部英子さん(八ヶ岳在住)作

 八ヶ岳の身のまわりの草木で絹糸を染め、織り機で布にし、バッグに仕上げる、どの工程ももちろん阿部さんの手仕事。月見草、マリーゴールド、矢車附子、木苺、あけび、くるみ、たんぽぽ、ジューンベリー……。どの草木も個性的なやさしさを秘めた色を生み出す。以前は都立の盲学校で美術の先生をしていた阿部さん。心の目で、感じる豊かな世界。「作る楽しさ」を教えてくれたのは、この子どもたちだった。

他の作品はこちらからご覧いただけます。

(オンラインでご購入も可能です。)

 

多種草木染め
23×28cm(マチ14cm)

¥29,000(税別)

 

 

野蚕(やさん)組合せ織り
25×35cm(マチ8cm)

¥25,000(税別)

 

 


美しいアラベスク紋様に魅入られて……

佐渡(新潟県)の若き陶芸家 若林千春さん
 若林千春さんは、佐渡に20数か所ある窯元のひとつ、一窯(はじめがま)の2代目。父親の善一さんは、中学生のときに入った陶芸クラブで「ろくろの楽しさに取り憑かれ、それで食べていけるもいけないも考えたこともなかったのお」と笑う根っからのものづくりの人。そんな父親は師であり、ライバルでもある。
 父が、原始的な手法といわれる穴窯で、1メートルも超える焼き締めの壺の窯変に挑戦する姿を見て育った。「同じことをしようと思っても俺にはできない。自分だけの作風を持ちたい」。そんな思いから、試行錯誤を経て、めぐりあったのが、青色の顔料呉須を使い、極細の面相筆で描く「染付アラベスク紋様」。永遠に続くかのような幾何学紋様を、深夜の工房で、時を忘れ一筆一筆描いていく。手間暇かけた手仕事の尊さと美しさがここにある。損得勘定のない世界を生きる。父の体にも息子の体にも、同じ血が流れている。  (文・片岡弘子)

他の作品はこちらからご覧いただけます。

(予約商品となります。オンラインからのご予約も可能です。)

 

 


「染付アラベスク紋大皿」
高さ4.5cm直径32cm

¥45,000(税別)

 

「染付アラベスク紋蓋物」
高さ19cm直径19cm

¥55,000(税別)

 

 

「染付大皿」
高さ3cm直径24cm

¥15,000(税別)

 

 


「染付鳥紋碗」
高さ8cm直径14cm

¥10,000(税別)

 

 

「縞急須」
高さ12cm直径18cm

¥15,000(税別)

 

「縞湯呑み」
高さ8cm直径8cm

¥3,500(税別)